<特集>種豚の能力を引き出そう!
過去10年の間に欧米で改良された「高能力種豚」の導入が進み、積極経営の集団の1つであるJASVベンチマーキングの成績はもとより国内マクロの実態を反映する『子取り雌豚1頭当たりと畜頭数』の伸びにもその効果が見える状況となっている。 国産豚肉の勝ち残る道は差別化と低コスト化の2つに今以上に2極化が進むものと考えられるが、そのなかで種豚の選択はますます重要となる。種豚の遺伝的能力を引き出す技術に加え、繁殖性以外でも日本のマーケットに根差した豚肉づくりに寄与しようと改良を重ねている種豚も紹介する。