猫に関する専門情報誌のバックナンバーを掲載【マガジン】
小動物臨床の新ステージをリードする猫の臨床専門誌【フェーリス】
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猫の臨床専門誌 [フェーリス] 創刊号A4判、152ページ
<動画>
- ・猫の口内炎にNSAIDを使用した症例…服部 幸
『Felis』掲載記事「猫の口内炎、膀胱炎にNSAIDを使用した3症例」のうち、「症例2」の経過を記録した動画です。症例は、雑種猫、18歳齢、体重2.85kg、BCS 2、避妊雌。口腔内全域に蔓延した口内炎による食欲不振を主訴に来院し、初診時には脱水、口腔内全域に蔓延した口内炎が認められました。てんかん(酢酸メチルプレドニゾロン投与3 日後に強直間代性痙攣、2分後自然消失)、慢性腎不全(IRIS 2)、糖尿病の既往歴あり。詳細は『Felis創刊号』125ページをご覧ください。
■動画1 |
■動画2 |
■動画3 |
■動画4 |
■動画1(第40病日)
第0病日に酢酸メチルプレドニゾロンを投与したあとは、口腔内の疼痛も治まり自力摂食が可能であったものの、第40病日あたりから疼痛徴候が再発し、次第に食欲も低下してきた
■動画2(第53病日)
第46病日から、メロキシカムを用いた疼痛管理を開始。第53病日では、まだ口腔内の痛みは残っているようであるものの、ドライフードを少量だが口にするようになってきた
■動画3(第159病日)
第60病日には、疼痛徴候が継続しており、酢酸メチルプレドニゾロンを処方したが、第62病日に強直間代性のてんかん発作が起こった(発作は自然消失)。過去にもステロイド投与後に発作が現れたため、酢酸メチルプレドニゾロンの投与を中止した。第118病日にメロキシカムの処方を再開始し、以降継続して処方。第159病日にはドライフードをよく食べ、腎臓病用療法食の自力摂食を開始した
■動画4(第302病日)
第302病日、口内炎は外見上の変化はみられないが、疼痛は明らかに軽減しておりドライフードを摂食できる程度までコントロールできている。てんかんに関してはメロキシカムを使用してから発症しておらず、臨床的にも全身状態は良好
<特集1>猫の腫瘍
とくに高齢に達した猫では、死亡原因の多くを占める悪性腫瘍。猫に発生する腫瘍は、犬に比べ、悪性の挙動を示すことも多い。本特集では、総論で、犬と猫の腫瘍の相違について詳説し、猫の腫瘍のうち発症頻度の高い、ワクチン接種部位肉腫、肥満細胞腫といった皮膚の腫瘍、また乳腺腫瘍について、症例報告をまじえ紹介する。
- ・猫の腫瘍-犬とはこんなに違う-…川村裕子
- ・猫の乳腺腫瘍…児玉和仁
- ・再発をくり返した猫の多発性皮膚肥満細胞腫の1例…宇野健治
- ・猫のワクチン接種部位肉腫 -Feline Vaccine-Site Sarcomas-…中野優子・小林哲也
<特集2>猫の骨盤骨折
- ・猫の骨盤骨折…左近允 厳
- ・猫の骨盤骨折に対する創外固定法…矢田 敦
- ・猫の骨盤骨折に対するスクリューと軟性ワイヤーを用いた整復法…森島隆司
- ・骨盤狭窄に対して腸骨および坐骨骨切り術による骨盤拡張術を実施した猫の1例…左近允 巌・藤間裕子・嶋津 亨・伏見寿彦・高瀬勝晤
- ・低侵襲手術:X線透視アシストによる経皮的仙腸関節固定術…金谷友広
<海外情報>
- ・「猫における慢性腎臓病の治療 そのエビデンスとは?」…監訳:辻本元、翻訳:倉茂晃子
Therapies for feline chronic kidney disease : What is the evidence?
<インタビュー 獣医師と猫>
- ・地域猫活動を通して…坂田充古
- ・専門病院で取り組む“猫”の臨床…服部 幸
<猫学と猫の臨床>
- ・猫の腎疾患と透析-入門編-…宮本賢治
- ・猫の薬物代謝…下田 実
- ・猫の攻撃行動…荒田明香
- ・経営に活かす猫の医療…氏政雄揮
- ・猫の臨床栄養学-猫の下部尿路疾患-…徳本一義
- ・猫の好みとペットフードの嗜好性…五十嵐 靖
- ・猫肥満細胞腫におけるc-kit遺伝子検査…植松洋介
- ・猫の口内炎、膀胱炎にNSAIDを使用した3症例…服部 幸
- ・ビジュアルでみる猫の臨床プラクティス血液検査編…藤野泰人
- ・数字で見ると一目瞭然。意外と知らない猫統計…アニコム ホールディングス