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よりよい小動物医療環境の創成をめざす臨床情報誌【インフォベッツ】(infoVets)

よりよい小動物医療環境の創成をめざす臨床情報誌【インフォベッツ】をご紹介致します。

2016.07.15 発行

【インフォベッツ】182号

<特集>犬の胆泥は治療すべきか

犬の胆泥・胆嚢疾患は、超音波検査の診断手技や機器の向上により、臨床現場において遭遇する機会が増えています。この胆泥に対し、「可動性の胆泥は臨床上問題となる病気とは言えない」という意見と、逆に「胆泥症は疾病であり、胆嚢粘液嚢腫になる前に胆嚢を摘出すべきである」といった意見も聞かれるようになりました。こうした状況をふまえ、犬の胆泥は本当に治療が必要なのかといった視点に立ち、胆泥症の実際から胆嚢そのものの生理、病理、また治療すべき胆嚢疾患(胆嚢炎、胆石症、胆嚢粘液嚢腫)についてもご執筆いただきました。

  • ▼犬の胆泥を再考する…大野耕一
  • ▼胆嚢の生理…金本英之
  • ▼胆嚢の病理…賀川由美子
  • ▼摘出すべき胆嚢疾患~胆嚢炎、胆石症、胆嚢粘液嚢腫…宇野雄博

<新連載>

  • ▼抗菌薬選択のストラテジー~臨床現場での抗菌薬の選択法・治療の実際
    [第1回]敗血症(sepsis)の診断…村田佳輝

<連載>

  • ▼麻酔を論理的に組み立てよう
    [第2回]麻酔関連薬の特徴をどう把握するか…長濱正太郎
  • ▼犬猫の遺伝子検査を臨床に活かす
    [第2回]感染症および腫瘍の遺伝子検査…鷹栖雅峰
  • ▼外科医が語る、これだけは知っておきたい解剖学
    [第2回]総論:体表外科:皮下組織を大切に…藤田 淳
  • ▼Emergency CASE CONFERENCE 夜間救急の現場から
    [第8回]胃拡張捻転症例が来院したら~後編…中村篤史

<Study>

  • ▼hepatozoon canis 感染症の犬の4例…酒井秀夫
  • ▼右心不全を呈し失神を繰り返す両房室弁閉鎖不全症に対してピモベンダンの追加が功を奏した犬の1例…高野裕史