豚(養豚)・馬・小動物の専門情報誌のバックナンバーを掲載【マガジン】
よりよい小動物医療環境の創成をめざす臨床情報誌【インフォベッツ】(infoVets)
よりよい小動物医療環境の創成をめざす臨床情報誌【インフォベッツ】をご紹介致します。
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【インフォベッツ】183号
<動画リンク>
『infovets』連載記事、中村篤史先生の「Emergency CASE CONFERENCE 夜間救急の現場から―まず患者を救うために:Vol.9 猫の大動脈血栓塞栓症が来院したら」より、大動脈血栓塞栓症(ATE)に関する動画です。猫のATEは、おもに心疾患に関連し、形成された血栓が動脈の塞栓を引き起こす、急性かつ致死率の高い病態です。
記事では、心疾患に関連した猫のATEを疑う症例への検査、診断、治療のポイントについて、救急治療の現場の視点で解説しています。詳しくは、『infovets』183号、86~96ページをご覧ください。
動画タイトルをクリックすると、Youtubeへジャンプします。
■動画1 右傍胸骨長軸像
左心房のもやもやエコー所見
■動画2 疼痛により鳴き声をあげる様子
■動画3 両後肢不全麻痺で前肢のみで歩行する様子
■動画4 両後肢の肉球の末梢性チアノーゼ
■動画5 実際の肺超音波検査の風景(Bラインを認める)
■動画6 肺超音波検査正常所見
正常のAライン像
■動画7 肺超音波検査異常所見
肺胞および間質の水分貯留(Bライン像)
■動画8 肺超音波検査異常所見
重度の肺胞および間質の水分貯留(ホワイトラング所見)
■動画9 右傍胸骨短軸像
左心房内のもやもやエコー所見
<特集>犬の前立腺疾患を見逃さない
犬の高齢化が進むなか、高齢性疾患の1つとして前立腺疾患も増加傾向にあります。前立腺疾患は、前立腺肥大症、前立腺嚢胞、前立腺炎、前立腺膿瘍および前立腺腫瘍に分類され、性成熟にともなって前立腺が発達していくにつれて、これらの疾患のリスクは増加します。なかでも前立腺腫瘍は、犬では罹患率は低いものの潜行性に局所浸潤し、高い転移性を有しています。また、現在のところ十分に有効と言える全身療法が存在せず、予後がきわめて悪いことも特徴です。今号では、前立腺腫瘍をはじめ、これらの疾患の診断、内科的治療、外科的対応についてご執筆いただきました。
- ▼前立腺の発達および前立腺肥大症、前立腺嚢胞の特徴と内科的治療…河上栄一
- ▼前立腺疾患の画像診断~X線および超音波診断…戸島篤史
- ▼前立腺のCT画像診断…藤原亜紀
- ▼前立腺炎、前立腺膿瘍、前立腺腫瘍の特徴および内科的治療…小林正典
- ▼犬の前立腺腫瘍の診断と薬物療法…佐々木 悠
- ▼前立腺腫瘍に対する放射線治療…藤原亜紀
- ▼前立腺疾患への外科対応…宇根 智
<連載>
- ▼抗菌薬選択のストラテジー~臨床現場での抗菌薬の選択法・治療の実際~
[第2回]敗血症(sepsis)の治療法…村田佳輝 - ▼麻酔を論理的に組み立てよう
[第3回]麻酔中の呼吸モニタリングと呼吸管理の基礎知識…長濱正太郎 - ▼外科医が語る、これだけは知っておきたい解剖学
[第3回]腹腔の構造:すべては膜のなか…藤田 淳 - ▼Emergency CASE CONFERENCE 夜間救急の現場から―まず患者を救うために
[第9回]猫の大動脈血栓塞栓症が来院したら…中村篤史
<Study>
- ▼周術期におけるメロキシカム製剤の使用による痛みと睡眠の質への効果…安達美帆、石原喜代司、須部明香、川北耕太郎、岩田晋典、栩木叶子、渡辺直之
- ▼犬ニキビダニ症におけるβグルカン含有高嗜好性サプリメントの臨床評価…中野好美、原田 敢、田口裕康、吉野瑞希、平島康博、小川美里、伊藤直之
- ▼口臭抑制に対するアプローチ…松本浩毅