医療用DICOM 画像のViewer として、いま注目を集めるフリーソフトウェア「OsiriX(オザイリクス)」である。話題のiPad でも使用でき、CTセンターで取り込んだデータの閲覧や、複雑な処理を付加して病態を解析することができるなど、ワークステーション並みの能力を備えている。
本書では、横浜動物CTセンター会員による実際の症例を“Case Report”として、また、使用機能や操作に関するわかりやすい解説を“豆講座”として収録した。“ OsiriX の使い方”では「OsiriX」に搭載されているさまざまな機能を細かく丁寧に解説した。小動物臨床における、CT画像処理、院内画像データ管理に特化した、“臨床獣医師向けOsiriX 解説”の決定版!