<特集>猫の甲状腺機能亢進症 ─その診断と治療─
甲状腺機能亢進症は比較的新しい疾患であるが、近年症例数は増加傾向にある。「猫におけるもっとも多い内分泌異常」とも言われており、高齢猫の治療において重要な疾患の1つとされている。現在、日本国内で可能な治療法は、抗甲状腺薬、甲状腺切除、ヨウ素制限食の3つであるが、適切な治療を選択し、長期的な健康とQOLを保つためには、猫が抱えているさまざまなリスクを総合的に知っておく必要がある。
本特集は、猫の甲状腺機能亢進症の概念、その検査法、治療法、日本での症例に加え、英国臨床獣医へのアンケート調査から英国ではどのように診断・治療が行われているのかを集計した記事を収載した。