特報 九州養豚を豚熱から守るワクチンプログラム
農水省は12月23日、豚熱防疫指針を変更した。一定要件を満たした農場の飼養衛生管理者が家畜防疫員や管理獣医師の指導の下、獣医師の資格をもたなくても豚熱ワクチンの接種を行えるようになる。これにより豚熱ワクチンの“打ち手”と“頻度”の問題が大幅に改善に向かうことが期待される一方、想定される九州でのワクチン開始に向けてこれまで本州で多くの犠牲を出しながら蓄積されてきた知見が有効に生かされ、ワクチン接種が最大の効率で効果をあげるための接種プログラムの見直しが急務となる。