特報 中国“ビル養豚”の実態と将来展望 編集部
中国で母豚約27万頭を保有し、“ビル養豚(楼房養猪)”を先駆的に手掛けてきた広西揚翔集団(広西ヤンシャン・グループ)の副総裁を務める高遠飛(ガオ・ユエンフェイ)氏が6月に来日した。自ら農畜産業振興機構(ALIC)を介して(一社)日本養豚協会(JPPA)に呼びかけ、6月12日にALIC会議室で情報交換を行った。JPPAでは、流通・消費部会が窓口となり、農林中金総合研究所の阮蔚(Ruan Wei)氏の通訳で、中国ビル養豚の実態を聴いた。これまで、一般メディアがとりあげるなかでは触れられることがなかった換気やふん尿処理の実態についても語られた。