特報 “PRRS耐性豚”は違う景色をもたらすか?…ルシーナ・ガリーナ
世界最大の豚育種会社がゲノム編集の技術を用いて開発した“PRRS 抵抗性豚” について、昨年4 月には米国FDA(食品医薬品局)による食品としての承認が下り、抵抗性遺伝子をもった種豚の市場投入に向けた法制度上の条件をクリアした。肥育素豚の100%が抵抗性遺伝子をもつには、市場投入から約10 年を要すると言う。米国のみならず、世界の主な養豚生産国の多くにウイルスが浸潤し、いまだ確実な解決策が見出せていないのがこの病気である。 “PRRS 抵抗性豚” は、どういう仕組みでPRRS の感染を免れるのか? どの程度の効果が期待できるのか? 進化し続けているPRRS ウイルスが抵抗性豚に対する耐性を獲得することはないのか? 現実的な疑問も出てきているなか、インタビューとセミナー情報を紹介する。